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子育て・教育

離乳食・食べない、小食、偏食のお子さんでお悩みのお母さまへ

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まずは結果から・うちの場合

うちの子も、「離乳食を食べない」タイプでした。
離乳食を卒業してからも、小食・偏食に悩まされました。

中学生になった今は、何でも食べます。好き嫌いが全くないわけではないですが、極端に辛いとか苦いものでなければ食べます。

最近では、春休みに泊まった温泉宿で夕食に出された「イナゴの佃煮」を食べました。
これは口に運ぶまでさすがに時間がかかりましたが、食べてみると「美味しいね」とぽりぽり。完食しました。

こちらがその「イナゴの佃煮」(画像)です。虫が苦手な方、ご注意ください!!








 

 

 

イナゴの佃煮

給食の思い出

これは子どもではなく、私自身のことになります。
先日、こんなニュースが報道されていました。

教室モノクロ

ことし1月、富山県小矢部市の小学校で、嫌いな給食のおかずを食べ残した児童に、担任の教諭が無理やり食べさせようとして、児童がおう吐していたことがわかりました。教諭はこの児童に汚れた床の掃除もさせていたということで、小矢部市教育委員会と学校は、行き過ぎた指導だったとして保護者に謝罪しました。

引用元: http://www3.nhk.or.jp/news/    NHK NEWS WEB

先生の「食べ物の好き嫌いをなくすための指導」というのも分からなくはありません。
私が小学生の頃は食べ残しに対して、今よりも厳しかったと感じます。私は給食が苦手だったので、辛い思いもしました。

給食を作ってくださっていた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私は給食の味付けが全般に合わなかった。
嫌いな食材はあまり無かったのに、どうしても食べられなかった。

ある日、給食にサラダがでました。サラダに入っているどの野菜も食べられるものばかりです。
でも、全体にかかっているドレッシングの味がダメでした。

先生「嫌いな野菜だけよけて、ほかは食べなさい」

私「嫌いな野菜はないです」

先生「じゃあ、どうして食べられないの?」

まだ入学したばかりで、「ドレッシングが…」とうまく伝えられなかったことを覚えています。
そのあと、先生は「嫌いな野菜がないなら、わがまま言わずに食べなさい」と。

心掛けたこと

話を離乳食に戻します。
とにかく子どもとの食事の時間が憂鬱でした。

「今日もとうふしか食べなかった」
「夕食は何を食べさせようか」
「栄養は足りているのか」
「将来、偏食になったらどうしよう」

「着てはもらえぬセーターを~」ならぬ「食べてはもらえぬ離乳食を~」試行錯誤して作っていました。
毎食、毎日頭の中は子どもの食事のことでいっぱい。

時には市販のベビーフードも利用していました。離乳食あるあるですが、ベビーフードはよく食べる(泣)
でも、何だか罪悪感のようなものを持ちつつ使っていたので、もっと割り切って清々しい(?)気持ちで使えば良かった…

子どもに食事をさせる際に、一点心掛けたのは無理に食べさせないこと。
食事で苦痛を味わうと、食べること自体に嫌な感情が付きまとうのではないかと思ったからです。

加えて、子どもが食べないもの、食べられそうもないものでも、大人用として食卓に並べてました。
もちろんすぐ効果はないのですが、ある程度大きくなってからは、親や家族が食べているものに自然と興味が湧き、「それ、どんな味?」と聞いてから、口にする機会が増えました。

飲み込めるか、否か

子どもの好き嫌いが少なくなっていった過程に、学校の「食育」の影響もあります。

子どもが5年生のときの林間学校では、「食べ物は残してはいけない」という決まりがあり、小食・偏食の子には辛いものでした。
うちの子は当時、大分嫌いなものもなくなっていましたが、その決まりを聞いて「毎食完食できるか」ちょっと気がかりだったようです。

「作ってくれた人に感謝する」
「食べ物の命を無駄にしない、感謝して命をいただく」

このあたりのことは、食育でよく教わる大切なことです。

加えて、子どもの学校では次のようなねらいがあったことを、林間学校前の保護者説明会で先生からお話がありました。

誰しも皆、好き嫌いは多少なりともあります。
嫌いなものでも口にし、飲み込めるか否か、というのは人間関係のあり方にも影響すると考えています。
嫌いな人、苦手な人がいたとしても、相手の言い分、意見、思いなど自分なりに受け入れる(飲み込める)ことが出来ると出来ないとでは、全く違います。
ただ単に「嫌だ、嫌いだ」と避けて、時に争っているのでは何も生まれません。
一旦、相手のことを受け入れてみる。また、食の細さも人間関係の狭さにつながります。
食事を残さないというのは、厳しい決まりだとは思いますが、ご家庭でも、お子さんの好き嫌いがすくなくなるよう、たくさん食事をとれるよう、ご協力お願いいたします。

これは目から鱗でした。
こんな考えは私には到底思いつかなかったからです。

もちろん、アレルギーや発達障害による味覚過敏など、特別な配慮が必要な場合は話が別です。

子どももこの林間学校以降、以前より意識していろいろなものを食べるようになりました。
で、「イナゴ」も食べてみた、というわけです。

おわりに すぐに効果はないけれど

今回紹介した我が家の例は、離乳食・好き嫌いで悩んでいるお母さまにすぐに役立ったり、効果があるものではありません。

10年後にもりもり食事をとるお子さんをみて、「小さい頃はあんなに食べなかったのにねぇ」と思える日がくるよう、陰ながら応援しています。

それと付け足しになりましたが、年齢に応じたお料理の手伝いも効果がありました。
自分の手伝った料理は、美味しそうに食べいました。
サラダスピナーを回したり、サラダを混ぜたり。うちの子は幼稚園のときに、ピーラーと子供包丁を使ってよくキュウリを切っていました。
安全に配慮は必要ですし、時間もかかってしまうのですが、時間に余裕のある時はぜひお試しください。

 

 

 

 

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