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CMS ネットコモンズ(NetCommons)覚え書き

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 ニッチなCMS ネットコモンズ(NetCommons)

ネットコモンズ

知り合いから頼まれて、ネットコモンズ(NetCommons)という初耳のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)をちょっと弄らねばならないことになりました。

CMSで有名どころといえばWordpress、Jimdo、Wixあたりでしょうか。さてネットコモンズとは一体、何?

NetCommons(ネットコモンズ)は、PHP、MySQLなどの上で動作するコンテンツ管理システム(CMS)であり、国立情報学研究所NetCommonsプロジェクトが開発している。「ネットの上で共有財産・共有知(コモンズ)を築く」ということが名前の由来。

出典元:wikipedia

ふうぅん…

NetCommons1.x系はXOOPSをベースに開発されGPLライセンスの下で公開されていた。 一方、2008年8月にリリースされたNetCommons2.0以降のバージョンはMapleを土台にスクラッチから開発され、FreeBSDライセンスの下で公開されている。CMSには珍しく30以上の基本モジュールを同梱しているため標準パッケージのインストールには約30MBを要し、比較的重量級のCMSとなっている。なお、NetCommons1.x系については2014年9月30日にサポートが終了。

当初は教育機関向けのe-Learningシステムとしての認識が強く、学校や大学等教育機関が主たるユーザだったが、多種多様なWebサイトを短時間で構築できることが認識され、それ以外のウェブサイトの構築でも利用が広がっている。

出典元:wikipedia

 

…なんかムズカシーことがかいてありますが、国立情報学研究所が教育機関(学校・大学など)向けに開発したオープンソースのCMS、ということですね。

確かに公立学校のWEBサイトってみな似たようなデザイン。これはネットコモンズを使っているからかもしれません。

ネットコモンズ関連書籍

マイナーかつニッチなCMSゆえにネット上の情報は少なく、概ね古い。

知り合いが

「私にもできちゃった!NetCommons ネットコモンズで本格ウェブサイト」

という本を貸してくれたので、それを見つつ自分の借りているサーバーで動かせるよう作業開始。

余談ですが「私にもできちゃった!」とか「○○でもわかる!」「たった○日で!」なんて書いてある本ってつい手に取ってしまいがち。でもキャッチーなタイトル通りにはいかないことも間々ありますからね、自戒を込めて要注意。この手の本はしっかりレビューや中身を確認しましょう。

でもまあ、ネットコモンズに関する書籍はほぼ選択の余地がありません。

他にはカスタマイズ向けに

「私にもできちゃった!NetCommons ネットコモンズ実践カスタマイズ」

も出版されています。

サーバーに転送・長時間かかります

さて、ネットコモンズの最新版はNetCommons3.1.6ですが、バグがまだまだあるそうなので、知り合いの希望に沿って安定板の2.4.2.1をダウンロード。

NetCommons2のダウンロードはこちら

NetCommons3のダウンロードはこちら

しかしファイルの数が9,000以上あるので、サーバーに転送するのにとにかく時間が掛かります。。

転送ソフトはFFFTPではなくて本で推奨のされているWinSCPを使います。ポイントは「バイナリモード転送」

ファイルの改行コードを変換せず、そのままアップロードしなければならないとのこと。FFFTPでもバイナリモードは指定できるのですが、本の指示通りWinSCPでやってみます。ちなみにWinSCPはWindows用です。

転送中、入浴を済ませたのですが、上がって確認してみたらまだ終わってなかった…

こんなに時間が掛かるモノ、いくらオープンソースでも普及しにくい…

インストールできない!

ようやくファイルの転送も終わって、インストールをしようとしましたが最初の画面にいけません。

貸してもらった本の通りやったのになーと思いつつネットコモンズ公式サイトで確認するとアップロードするべきファイルが本の説明と一部違っていて、まさかのやり直し。2009年初版の本なので、情報が古かったのです。

再度、公式サイトの説明にしたがって再度くっそ長いアップロードタイム。

ちなみにアップするファイルは以下の通り。

コアパッケージまたは差分ファイルを解凍すると、docsとhtmlの2つのフォルダが表示されます。
htmlフォルダ内にあるフォルダ(htdocs,maple,webapp)をご利用のサーバに配置してください。

出典元:https://nc2.netcommons.org/

ネットコモンズ インストール ファイル

 インストール完了とサンプルサイト制作

再度、インストールに挑戦。無事にインストール画面が表示されたので一安心です。

言語選択、ライセンスに関する同意、データベース情報の入力などが済むといくつかの確認事項を経て、ログインID,パスワードを設定し、無事終了。

ふえー疲れた。

早速サンプルサイトを作ってみることに。

メニューボタンなんか、一昔前風のデザインなので何だかしょっぱい気持ちになってきます。

ネットコモンズ メニュー ボタン

メニューに限らず、全体的にデザインが今っぽくないのが逆に保守的な学校向けなのかしらん。

最新版のNetCommons3.1.6だと改善されているのかもしれませんが、デザイン面でこだわりたい場合はネットコモンズ、向きません。

要カスタマイズとなります。

ネットコモンズ、デザインはイケてませんが、その代わりに使い切れないくらいの機能を備えています。

Webサイトはもちろん、メーリングリストも、オンライン登録システムも、電子アーカイブも、グループウェアも、ファイル共有システムも、全部ネットコモンズ一つで済むとのこと。

いやー、ふつーの学校ではそこまでは使わないでしょうね。

大学、研究室、図書館や博物館などでは活用されているのかもしれません。

しばらくはネットコモンズと格闘することになりそうです。

 

 

 

 

 

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